南相馬市の障がい者活動支援センターの「今」
「えんどう豆」は、南相馬市原町区にあり、原発から20~30km圏内の緊急時非難準備区域にあります。はた織りや草木染めの製品を作っている障がいを持っている人が働く作業所です。
原発事故のため、利用者と職員は放射能を避け、避難を余儀なくされ、現在でもお休みの状態が続いています。幸い「えんどう豆」は地震、津波による被害は大きくはなかったのですが、放射能問題の見通しがつかない状態は、ストレスの溜まる毎日です。
この地域は、子どもや障がい者などの要介護の人は避難するように求められています。でも現在は、避難できない方や、避難所から戻ってきた方がいて、「えんどう豆」の利用者も半数以上の方が戻ってきていて、職員がいないのですが、ようやく開所に向けて動き出しているところです。
[施設長 佐藤定広さんからの連絡]