編集:木村勝明
観られなかったアナザー・エナジー展の年配の女性作家の存在感に圧倒されました。生誕 110 年記念展の糸園和三郎展は九州大分県立美術館でありました。美術運動復刻版にも糸園さんの記事があります。
モノクロ写真の小さなものですが独特の感性で、戦後美術の代表的な方だったとおもいます。しかし、日本美術会会員で日本アンデパンダン展も支柱のような存在だった糸園さんの経歴にそれが無視されるのはいかがなものか?研究者・評論家の常識をうたがいたくなります。
小島和夫展、池田優子展、府中美術館の公開制作:淺井裕介の土を使った渋い色の装飾の技。津川純子展の現代の琳派のような抽象。山城知佳子リフレーミング(東京都写真美術館)はその表現力のダイナミックな多様性といいましょうか?沖縄のアイデンティティの表現。新しい時代を代表しているような気がします。
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