『美術運動』から読むアンデパンダンの時代
東京都現代美術館では、常設展示MOTコレクション「クロニクル―戦後日本の美術を見直す」シリーズの2回目を開催しています。今回は、敗戦後に各美術団体が復活するなかで、日本美術会と読売新聞社がそれぞれに主催していた「アンデパンダン」展に焦点をあてています。
日本美術会が1947年に創刊し、現在も刊行されている機関紙『美術運動』を軸に当時の動向を探ります。
日時:4月23日(土)13:00~ (12:30開場)
場所:東京都現代美術館 地下2階 講堂
定員:200名様(先着順)
参加費:無料(ただし企画展もしくは常設展のチケットが必要です)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
協力:日本美術会、 美学校、 美術運動を読む会
進行スケジュール
1.基調講演
○ジャスティン・ジャスティ氏 (「日本アンデパンダンと日本美術会のアイデンティティーの変化」)
○池上善彦氏 (50年代の意味―絵画的対抗と挫折)
2.報告
○足立元氏 「大塚睦:予見者・反逆者・哲学者」
○武居利史氏 「『民主主義美術』の行方」
○白凛氏 「日本アンデパンダン展と在日朝鮮人美術家」
○宮田徹也氏 「日本美術会と青年美術家連合について」
3.シンポジウム
○基調講演者+報告者+藤井亜紀(東京都現代美術館学芸員)